MOCHI2staff’s blog

ジェイウイングのスタッフ日記

今日の飛行機、安く乗る方法

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

札幌は最高気温がプラス10℃となり、道路の雪が溶けて轍となって車が立ち往生したり、また急に最高気温が氷点下となったり、なかなか大変です。

 


支笏湖と風不死岳(背後に樽前山)2月12日

 

今回は商売っ気たっぷりのお話をさせていただきます。

 

うちの会社は旅行会社なので、航空券やホテルパックなど販売しています。

 

かつては飛行機に乗るなら、往復航空券とホテル付のパックツアーのほうが航空券だけを普通に購入するより安かったこともあり、特にうちのようなインターネット販売メインの旅行会社では、パッケージツアーが主たる商品でありました。

 

しかし最近はJALやANAなどの大手航空会社も事前購入割引がとても安価になり、更にLCCの登場によって「長距離移動は飛行機が一番安い」という状況になり、パッケージツアーのメリットが無くなってきています。

 

※またパッケージツアーのルール変更により、それすら販売し辛くなってしまいました。

 

航空券もネットの航空会社サイトで直接購入した方が、旅行会社から買うより安い(旅行会社で航空券を購入すると、手数料を取られて逆に高くなることが多い)という現実があり、航空チケットの取扱いは以前と比較して大幅に減ってしまいました。

 

ところで、お仕事等で急遽飛行機に乗る必要がある場合、皆さんどうされるのでしょうか。

 

今日の航空チケットを買いたい場合、航空会社の予約サイトでは、通常運賃(JALやANAで言えばフレックス運賃)を購入することになりますが、例えば今日(2/16)の羽田→新千歳のフレックス運賃は43,810円です。

行くなら帰ってこなければなりませんので、帰りは明日の新千歳→羽田のチケットは、ANAのバリュー運賃(搭乗の前日までに購入可能な事前割引)で38,690円です。

往復のチケット代金が足して82,500円となりますが、結構な額となります。

 

※羽田~新千歳線ではスカイマークなども飛んでいますから、往復スカイマークで良いという方は、同じ日程では51,280円(往路は普通運賃26,740円、復路は事前割引24,540円)です。

 

マイレージを貯めているのでANAが良いという方もいるでしょう。

こんな場合、うちの会社のような旅行会社で購入するのが最もお安くなる場合があるんです。

 

仮に今日の羽田→新千歳の航空券を「もちもちツアー」(うちの会社のWEBサイト)で購入する場合、ANAならば片道27,600円(JALなら片道27,000円)と、フレックス運賃より16,210円も安いチケットがあります。往復で55,200円ですので、真っ当にANAサイトで購入するよりも27,300円もお安くなるのです。

 

世に言う格安航空券というものですが、この場合は「株主優待運賃」を利用したチケットとなります。株主優待券はANAやJALの株式を取得している人に毎年発行されるものですが、株主優待運賃については、別に航空会社の株主ではなくても(株式を持っていなくても)利用可能です。株主優待券を旅行会社で負担してチケット発券していますので、搭乗手続きの際になにか証明書の提示が必要とか、まったくありませんのでご安心ください。

 

例として羽田~新千歳線を出しましたが、株主優待運賃はANA・JAL便が運航するすべての路線に設定がありますので、スカイマークなどの他社便が運航していない路線では、更にお得感が高くなります。

 

ただし、いつでも確実に購入できる訳ではなく「株主優待運賃」用の席枠が満席の場合は取れません。また航空券は空席状況によって値段が変動しますので、利用日によっては(通常運賃と格安航空券の)差額も変わります。

 

以上、急なご入用の際は、「もちもちツアー」のご利用をお願いいたします。

 

留萌線 北一已駅 2月11日

 

下のリンクより空席状況・金額を確認できます。

www.mochi2.jp

 

支笏湖(しこつこ)

私は道外出身者ですが、初めて支笏湖の風景を見たときは結構衝撃的でした。

札幌から国道453号線を利用して行ったのですが、森の中の眺めの悪い道を1時間程ほど行き、湖畔へ向かう下り坂のコーナーを2つ3つ抜けると、突然視界が開けて湖とその向こうに聳える山が目に飛び込んできます。

写真はポロピナイ展望台という道路脇の駐車スペースからの眺めですが、実際に目で見るスケール感は、写真ではとてもじゃないが表現不可能。日本離れしたダイナミックな風景です。

湖面の向こうに見える大きな山の名は「不風死岳」。地理は好きなほうで、日本各地の地名は結構知っていますが、「死」という文字がある地名は他に思い浮かびません。

支笏湖を初めて訪ねたのが二十歳頃のことで、地元の有人からは支笏湖の「しこつ」は、昔は死骨と書いたんだとか、この湖は自殺の名所で、入水自殺した人は沈んだ体が湖底の木に引っかかり二度と浮かんでくることはないなど、都市伝説的な話も聞かされていたので、不風死岳という字面に少しゾッとしたのを覚えています。(風の止まない=不風死 から来ているとも言われるようです)

湖畔まで下りると、対岸の山が更に迫ってくるようです。右の山が不風死岳、その向こうに半分隠れて見える変わった形の山は樽前山です。

樽前山は、火山の多い北海道でも比較的活発な、100年を開けずに大-中規模のマグマ噴火を繰り返してきたランクA、常時観測対象の火山です。大規模噴火を繰り返す中で、上部が吹き飛びカルデラとなった後、中から更に溶岩ドームが盛り上がって今のような形となってます。不風死岳は活動を停止してから年月が経ち、頂上まで木々が繁茂していますが、樽前山は火山活動を繰り返しているため、中腹より上には木々が育たず、砂礫の荒野状となっています。

どちらの山も、火山活動の噴出物で形成された裾野が広大で、更に樽前山の不毛な山肌など見ると、支笏湖の静かな湖面と相まって、まるで生命感の無い、虚無的な印象を持ったものです。

支笏湖へのアプローチは、札幌からポロピナイへ出る国道453号線か、千歳や苫小牧から支笏湖温泉へ出るルートがありますが、初めて北海道へ来られて支笏湖を目指されるなら、湖と火山が形成するダイナミックな絶景がインパクト大の札幌からのルートで行かれるのを、個人的にはお勧めします。

 

ポロピナイの対岸、支笏湖温泉側から見た支笏湖。対岸に見えるのは恵庭岳という火山です。

そもそも、この支笏湖という湖自体が巨大な「支笏火山」の噴火口に水が溜まってできたカルデラ湖であり、恵庭岳や不風死、樽前などの山は、この巨大なカルデラの外輪山の後カルデラ火山活動により形成されたものです。

破局噴火とよばれる周囲を焼き埋め尽くすような超巨大噴火が、札幌から僅か30km程の場所で起こっていた(4万年以上前ですが)。そんな事実も、単に美しい景色というだけではない、自然への畏怖を感じさせる要素なのかもしれません。

www.mochi2.jp

スタッフ日記

はじめまして。札幌の旅行代理店ジェイウイングのスタッフです。

WEB広告を担当する中でブログなど始めて見ようと思い立ちました。

(ジェイウイングでは「もちもちツアー」名でホームページを運営しており、主に国内旅行と格安航空券を販売しております。)

こちらのブログでは、スタッフの個人的な思いなど呟いていこうと思いますが、あくまで「個人的」であり、会社の正式な意思発表の場ではありませんことを、予め明確にしておきたいと思います。

インスタグラムやフェイスブック、X(旧Twitter)、Pinterestに投稿した内容について、補足などもしていけたらと思っております。

固い出だしとなりましたが、基本は無精でユルイ人間ですので、今後の内容については色々と何卒ご容赦くださいませ。

それでは、よろしくお願いいたします。